第1層 物理層

 LANケーブル、光ファイバー、電話線。デジタルネットワークを構築するためには色々な線があります。物理層はそようなネットワークの物理的な信号や接続方式を定めるためのプロトコルです。
 電圧、光の点滅といった信号のうちどれを利用するのか。どんな基準でそれをビット列に変換するのか。その信号を伝えるケーブルはどんな特性をもつのか。ケーブルのコネクタはどんな形状なのか。といった物理的なことを定めます。
 物理層ではデータの内容に触れません。

 実装例としてRS-232Cなどのインターフェース規格や、リピータハブやケーブル類といった製品があります。