2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第7層 アプリケーション層

アプリケーション層がデータをどう利用するのかを定めます。 サーバにあるデータを利用するプログラムを考えてみます。HTMLデータを綺麗にブラウザに表示して欲しいっときがあるでしょう。このときはHTMLをハイパーテキストとして利用するプロトコル(HTTP)…

第6層 プレゼンテーション層

プレゼンテーション層はどんなデータを送るのかを定めます。 画像データ、文章データなど色々なデータがあります。それをビット列に変換しなくては通信できません。また、ビット列のままでは意味がわからないので、画像などに戻す必要があります。そのための…

第5層 セッション層

セッション層はどのように通信を初めて終わるのかを定めます。 電話であれば受話器をとることが電話番号を伝える通信のスタート合図で、受話器を置くことが通信の終了合図です。どんな信号で通信を初めて終わるのか決めます。 通信にはトランシーバーのよう…

第4層 トランスポート層

トランスポート層はデータを確実に届けるための方法を決めます。 データがバラバラの順番できたり、一つ足りなかったりすることがあります。そのときにどうするのかを定めます。 データはケーブルを通ってまとめてやってきます。黒電話のように音声データが…

第3層 ネットワーク層

ネットワーク層はネットワークの向こうの相手にデータを送るための方法を決めます。 データのやりとりをしたい相手が、ケーブルを隔ててすぐ隣にいるとは限りません。網の目のようなネットワークの向こうにいることもあるでしょう。そのときに、どんなルート…

第2層 データリンク層

データリンク層はケーブルで直接繋がった相手に確実にビット列を送るための方法を決めます。 ケーブルのなかには1対多で通信するものがあります。相手に識別番号が付いていれば、誰と通信しているか確実に分かります。このように自分がちゃんと目的の相手と…

第1層 物理層

LANケーブル、光ファイバー、電話線。デジタルネットワークを構築するためには色々な線があります。物理層はそようなネットワークの物理的な信号や接続方式を定めるためのプロトコルです。 電圧、光の点滅といった信号のうちどれを利用するのか。どんな基準…

OSI参照モデル会議

OSI参照モデルはデジタルデータ用ネットワークの機能を、理解しやすいように切り分けたものです。 どんなケーブルを使うのかといった物理的なことから、どんなソフトがどんなデータをやりとりするのかといったデータ的なものまで7つの層(レイヤー)に分けて…